夢見る旅路

江戸東京発今昔物語

歴史探訪、名所、読書録、カメラ、日用品などの雑記帳、備忘録。

博物館美術館

都立産業技術高専「科学技術展示館」。東京にも立派な飛行機の博物館がある。南千住

かつて「航空高専」と呼ばれえていた、南千住の都立高専。 現在は「産業技術高等専門学校」と名前を変えて同じ場所に建っています。 東京にも立派な飛行機の博物館があった この学校に併設されている「科学技術展示館」が、年に数回ですが、一般にも公開され…

ジョンレノン生誕80年、そして没後40年。ジョンとヨーコのダブルファンタジーを見に行く。六本木

1980年12月8日、ニューヨーク、ダコタハウス ジョンレノンが凶弾に倒れて40年。 そして、今年は、ジョンレノン生誕80年の年でもある。 ジョンレノンの故郷、リバプールで開催され大反響を呼んだ展覧会が、東京でも開催されると聞いて「ジョン・レノン忌」の1…

人間魚雷「回天」の島。大津島を訪ねて。山口県周南市

人間魚雷「回天」。 その存在を初めて知ったのは、小学校の時に見たテレビ番組だったと思う。 魚雷に乗り込み敵艦に体当たりするという無謀な戦法に、小学生の自分は凄まじい衝撃を感じた。 戦闘機で突っ込む神風特攻隊の方がまだマシだ。 そんな事を思った…

8月真夏の自然教育園を歩く。ナデシコ、コバキボウシ、禊萩、トラノオスズカケ、ニホンカナヘビ。

8月中旬のある日、くもり気味なれど35度近くあって、じめじめとした最悪のコンディションのなか、港区白金台の自然教育園を散策してきた備忘録です。 結論から言うと、意外と見応えありました。 夏休み真っ只中だけど、想定していた通り人はほとんどいない。…

リニューアルされた広島平和記念資料館(原爆資料館)を訪ねて

広島平和記念資料館 Hiroshima Peace Memorial Museum 2013年から改修工事をしていた、広島平和記念資料館がリニューアルされた。 丹下健三の設計により1955年に開館し、老朽化による改修工事とともに展示内容を大きく見直し開館以来最大規模のリニューアル…

三国志展へ行ってみた!曹操、劉備、関羽等多くの武将の息吹を感じる特別展。上野 国立東京博物館

今回は、東京上野の国立東京博物館で開催されている「特別展 三国志展」について。 開催期間は令和元年 2019年7月9日(火)〜9月16日(月・祝)まで 東京が終わった後は、九州でも開催されるそうです。 音声ガイドは2種類から選べる まず通常版の音声ガイド…

旧広島気象台。江波山気象館。全国でも珍しい気象の博物館。この世界の片隅にを歩く番外編

今回は、広島市の江波山の山頂に建つ「旧広島気象台」現江波山気象館について。 丘の上の気象台 それほど巡ったわけではないけど、全国の気象台巡りは自分のライフワークの1つ。 どの気象台もたいていは丘の上にあり、遠くから見て小さな城塞をも感じさせる…

鳩山会館へ 小川三知のステンドグラスとバラを見に行く。文京区音羽

今回は、文京区音羽の丘の上にある「鳩山会館」へ 小川三知のステンドグラスとバラを見に行った記録です。 鳩山会館 護国寺の正門より伸びる音羽通りにある入り口から、曲がりくねった坂を登りきると、音羽の丘の上に大正時代に建てられた洋館がある。 ここ…

平成から令和へ 国立公文書館特別展「江戸時代の天皇 」を見に行く

今回は、竹橋の国立公文書館で令和元年5月12日まで開催されている、特別展「江戸時代の天皇」について。 平成31年4月6日(土)〜令和元年5月12日(日)まで、期間中無休でやっています。 近くに用があり、たまたま訪れた特別展でしたが思いの外楽しめたので…

春の自然教育園は、可憐な花が咲き乱れる都心のオアシス

今回は、春の自然教育園について。 国立科学博物館付属 自然教育園 自然教育園は、JR山手線の「目黒駅」、地下鉄「白金台駅」から歩いて7、8分ほどにある、国立科学博物館付属の植物園。 山手線内の都心に残された自然を保護すべく、入園も人数制限される。…

100年前のステレオカメラ、スパイカメラ、銃型カメラなど古今東西の珍しいカメラが集結。日本カメラ博物館。CP+2019

パシフィコ横浜で開催されているCP+2019。その中で、日本カメラ博物館が個人的にとてもおもしろかったので、少し記載しておきます。 日本カメラ博物館 日本カメラ博物館は、日本カメラ財団が運営。 CP+のルーツとなる日本カメラショーに1960年の第1回から…

東博の顔真卿展に行く前に予備知識。人物としての顔真卿を知れば「祭姪文稿」の良さがわかる!

国立東京博物館で開催されている特別展「顔真卿」を見に行く前に、書についての予備知識を学んでメモしておこうという記事の2回目。 www.tabijiphoto.com 今回は、特別展の主役、顔真卿について。 来日している顔真卿の「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」を…

知れば知るほど面白い「書」の世界。王羲之、蘭亭序、初唐の三大家、欧陽詢、虞世南、褚遂良、則天文字。令和は蘭亭序の影響受けた?

顔真卿「祭姪文稿」来る 2019年1月に国立博物館の特別展で「顔真卿」が来るという話を聞いて、思わずチケットを購入! 私ごとですが高校時代、書道(書く方ではなく、書の周辺知識を楽しみに感じて授業に出ていたw)を選択しており「顔真卿」と聞くとどうも…

子供の頃にやったモノ遊びを思い出す。「モノが持つルール展」無印良品 有楽町アトリエMUJI

無印の有楽町店に行った時に、たまたま開催されていた 冨井大裕さんの「コンポジションーモノが持つルール展」が個人的に当たりだったので、ちょっと備忘録。 既製品にほんの少しだけ手を加えて、あらたな創造物(冨井さんが言う「彫刻」)を模索するアーテ…

国立科学博物館企画展「花粉と花粉症の科学」花粉を学び花粉シーズンを乗り切る!

花粉と花粉症の科学 Science of pollen and pollinosis 上野の国立科学博物館の企画展 「花粉と花粉症の科学」を見て来ました。 このシーズンになると花粉症でずっと悩まされてきましたが、花粉について実際はよく知りませんでした。 花粉シーズン前ににちょ…