夢見る旅路

江戸東京発今昔物語

歴史探訪、名所、読書録、カメラ、日用品などの雑記帳、備忘録。

柿田川湧水群。日本で最も短い一級河川は、家康も晩年を過ごしたいと思っていた富士山からの雪解け水が湧き出る城跡。

今日3月22日は「世界水の日」 地球的視点から、水の大切さと貴重さを世界中の人々が共に見つめ直す日にしようと国連が制定。 そこで今回は以前よく訪れていた静岡県清水町にある 名水百選「柿田川湧水群」について。 新型コロナが流行っているので「霊峰富士…

どれが本当のお仙の笠森稲荷?。谷中界隈に三ヶ所ある江戸三美人の一人「笠森お仙」に関連する場所。

今日、2月24日は、江戸の三美人の一人「笠森お仙(かさもりおせん)」の忌日。 江戸の三美人(明和の三美人)の中でも、特に人気のあったお仙さん。 その笠森お仙にまつわる場所が、台東区谷中界隈に三ヶ所あります。 以前から、谷中散策をしていて、この三…

2月15日は西行忌「願わくば花の下にて春死なむ・・・」。そんなにダメな歌?「嘆けとて月やは物を思はする・・・」百人一首86番

今日、2月15日は「西行忌」 願わくは花の下にて春死なん・・・ 史実に残る実際の西行の忌日は、旧暦の文治6年2月16日。 西行の残した有名な歌の一つに 「願わくは 花の下にて 春死なん その如月の望月のころ」 できることなら、春、桜の下にて死にたい。二月…

1月29日は「草城忌」 食欲をそそられる日野草城の食の俳句と、百人一首と

「春暁や 人こそ知らね 木々の雨」草城 1月29日は「草城忌」 今日、1月29日は「草城忌」 昭和初期の俳壇に新しい風を吹き込んだ俳人、日野草城(ひのそうじょう)の忌日。 先日、久しぶりに日野草城の句集を、図書館で見つけて借りて読んでいたので、今回は…

まるで佐渡のラピュタ? 金の抽出量「東洋一」を誇った北沢浮遊選鉱場跡

佐渡 北沢浮遊選鉱場跡 Kitazawa Flotation Plant 今回は「佐渡のラピュタ」こと「北沢浮遊選鉱場跡」へ撮影に行った時の備忘録です。 古くは、平安時代の説話集「今昔物語」にも出てくる佐渡の金。 佐渡最大の金山、相川金山だけでも掘られた坑道は最深部海…

「広島陸軍被服支廠」峠三吉「原爆詩集」にも描かれた、現存する最大規模の被爆建物。解体一部保存か、全棟保存か。

比治山から見えた赤煉瓦の倉庫 比治山から見える広島陸軍被服支廠(2019年7月) もうずいぶん前のことだけど、広島を訪れて比治山に登った時、逆「L」字形に建ち並ぶ赤煉瓦の倉庫群が気になった。 後日、調べてみるとそれは「広島陸軍被服支廠跡」という大正…

MacBook Pro13インチを購入するつもりだったけど16インチにして大正解!ハイスペックなだけでなくキーボードも改善、スピーカーの音質は神領域!

2011年から毎日ずっと使ってきた「MacBook Pro2011 13インチ」 下がMBP13インチ(2011)、上が新しいMBP16インチ ほぼ毎日持ち歩き、出張や海外にも頻繁に持って行っても壊れることを知らないタフさと、メモリ増設やHDDなど自分で裏蓋を開けてカスタマイズでき…

浅草寺 「歳の市」夜の幻想的な「羽子板市」を見に行く。12月17日〜19日。

「納めの観音」 毎月18日は、観音様の縁日。 特に12月18日は「納めの観音」と言って、一年無事に過ごせた感謝や、来る年がより良い年になるようにと、聖観世音菩薩を本尊とする浅草寺へ参詣する人が昔から多いそうです。 この「納めの観音」の前後三日間(12…

浅草鷲神社から「酉の市の元祖」足立区花畑「大鷲神社」へ行ってみる。

令和元年 2019年11月の酉の日は、8日と20日。 酉の市と言えば、浅草千束の鷲神社。 そもそも、ここの酉の市が有名になったのは江戸時代も中期〜後期になってから。 もともとは現在の足立区花畑(はなはた)にある大鷲神社で、熊手を売っていたのがはじまりで…

滝沢馬琴の足跡を巡る。武士を辞め小説家に。失明しても執筆活動を続けた偉人

11月6日は「馬琴忌」。 曲亭馬琴(滝沢馬琴)の忌日。 長編「南総里見八犬伝」などで知られている江戸時代の読本作者ですが、日本で初めて原稿料だけで生計をまかなえた著述家とも言われています。 今まで、趣味の散歩で、色々なところで馬琴の案内板を見つ…

万葉集より。大伴家持となでしこの花。家持の忌日8月28日は「撫子忌」と言ってもいいような。

「万葉集」編纂に大きく携わったことでも知られている奈良時代の歌人大伴家持(おおとものやかもち)。 今日、8月28日は「大伴家持」の忌日にあたる(延暦4年8月28日、西暦785年10月5日)。 今回は、大伴家持の忌日近く(夏〜秋)に咲き、家持が愛しよく詠ん…

8月真夏の自然教育園を歩く。ナデシコ、コバキボウシ、禊萩、トラノオスズカケ、ニホンカナヘビ。

8月中旬のある日、くもり気味なれど35度近くあって、じめじめとした最悪のコンディションのなか、港区白金台の自然教育園を散策してきた備忘録です。 結論から言うと、意外と見応えありました。 夏休み真っ只中だけど、想定していた通り人はほとんどいない。…

リニューアルされた広島平和記念資料館(原爆資料館)を訪ねて

広島平和記念資料館 Hiroshima Peace Memorial Museum 2013年から改修工事をしていた、広島平和記念資料館がリニューアルされた。 丹下健三の設計により1955年に開館し、老朽化による改修工事とともに展示内容を大きく見直し開館以来最大規模のリニューアル…

美空ひばりの反戦歌「一本の鉛筆」の歌碑を訪ねる。広島駅新幹線口再開発エリア

一本の鉛筆の歌碑 最近再開発された広島駅新幹線口の広島テレビの入るビルの1階 そこに、美空ひばりの「一本の鉛筆」のモニュメントがある。 「一本の鉛筆 作詞松山善三 作曲佐藤勝」 「あなたに聞いてもらいたい・・・」 で、始まる「一本の鉛筆」 美空ひ…

爆心地より1.2kmの所で被曝して助かった 親戚のおばさんの広島原爆の証言記。

平成最後の夏、94歳になられた今もなお御元気な親戚の伯母さんより原爆投下直後の生々しい実体験を聞かせていただきました。 今まで、多くの人に語ることもなかった原爆体験をこのまま埋もれさせては人類の大きな損失と思い、ご本人了承のもと録音をさせてい…

三国志展へ行ってみた!曹操、劉備、関羽等多くの武将の息吹を感じる特別展。上野 国立東京博物館

今回は、東京上野の国立東京博物館で開催されている「特別展 三国志展」について。 開催期間は令和元年 2019年7月9日(火)〜9月16日(月・祝)まで 東京が終わった後は、九州でも開催されるそうです。 音声ガイドは2種類から選べる まず通常版の音声ガイド…

学問のすすめで「演説」の重要性を説いた福沢諭吉。慶應義塾三田演説館。

「演説」という概念 演説とは英語にて「スピイチ」といひ、大勢の人を会して説を述べ、席上にてわが思ふところを人に伝ふるの法なり。 と、福沢諭吉は著書「学問のすヽめ」(第十二編)の中で述べている。 一見、当たり前のような事を言っているようだが、明…

6月23日慰霊の日。沖縄戦、南洋、無知、解釈。戦争を体験していない30代の手記。

6月23日は沖縄「慰霊の日」 自分は戦後50年(1995年)を迎えた中学1年生の時、たまたま手にした「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」を読んで以来、10代〜20代初じめの頃は、沖縄戦には個人的に色々と調べ、実際に現地に足を運んで独り戦跡巡りをしていた。 …

鎌倉のあじさい寺「明月院」明月院ブルーの紫陽花とやぐらとウサギ共和国。

北鎌倉から明月院へ 鎌倉の紫陽花寺と言えば、まず出てくるのが「明月院」 北鎌倉の円覚寺から建長寺へ向かう道の、途中少し山あいに入ったところに参道がある。 普段は、さほど人気もない場所だけど、紫陽花の時期は別。周囲の数少ないコインパーキグンも紫…

江戸川を渡る時に見える、とんがり帽子と丸い帽子の取水塔。葛飾区 金町浄水場第2第3取水塔

6月6日は「飲み水の日」 ということで、水に関して1つ 江戸川の、とんがり帽子と丸い帽子の塔 東京都と千葉県の都県境にある江戸川を、常磐線や車で水戸街道(国道6号線)の新葛飾橋を渡る時、下流側にとんがり帽子と丸い帽子の塔が見える。 自分は小さい…

旧大野木場小学校 被災校舎。雲仙普賢岳の大火砕流で焼失した学び舎。長崎県南島原市

旧大野木場小学校 1991年(平成3年)6月3日。噴火活動が活発だった雲仙普賢岳から大火砕流が発生。40名を超える死者と行方不明者をだした。 その年の、9月15日にも再び大火砕流が発生する。 瞬く間に大野木場小学校は熱風にさらされ、校舎は全焼した。 幸い…

旧広島気象台。江波山気象館。全国でも珍しい気象の博物館。この世界の片隅にを歩く番外編

今回は、広島市の江波山の山頂に建つ「旧広島気象台」現江波山気象館について。 丘の上の気象台 それほど巡ったわけではないけど、全国の気象台巡りは自分のライフワークの1つ。 どの気象台もたいていは丘の上にあり、遠くから見て小さな城塞をも感じさせる…

鳩山会館へ 小川三知のステンドグラスとバラを見に行く。文京区音羽

今回は、文京区音羽の丘の上にある「鳩山会館」へ 小川三知のステンドグラスとバラを見に行った記録です。 鳩山会館 護国寺の正門より伸びる音羽通りにある入り口から、曲がりくねった坂を登りきると、音羽の丘の上に大正時代に建てられた洋館がある。 ここ…

東京の盲腸線を行く2「東武亀戸線」亀戸駅〜曳舟駅

今回は、久々に東京の盲腸線を行く! 第2回目は、東武亀戸線です。 ※鉄道詳しくないので、素人目の浅い知識による記載であることをご了承ください。 盲腸線 【盲腸線】とは、本線や支線から盲腸のようにはみ出て、ちょろっと短距離を走る路線のこと。 個人的…

平成から令和へ 国立公文書館特別展「江戸時代の天皇 」を見に行く

今回は、竹橋の国立公文書館で令和元年5月12日まで開催されている、特別展「江戸時代の天皇」について。 平成31年4月6日(土)〜令和元年5月12日(日)まで、期間中無休でやっています。 近くに用があり、たまたま訪れた特別展でしたが思いの外楽しめたので…

根津神社つつじ今が見頃!2019年4月28日現在

2019年4月28日朝の根津神社のつつじ開花状況ですw 今朝、つつじを見に根津神社へお出かけしたら、咲きそろい見頃を迎えていました! 根津神社 Nedu Jinja 根津神社は、東京メトロ千代田線「根津駅」「千駄木駅」から徒歩5分。メトロ南北線「東大前」からも7…

春の自然教育園は、可憐な花が咲き乱れる都心のオアシス

今回は、春の自然教育園について。 国立科学博物館付属 自然教育園 自然教育園は、JR山手線の「目黒駅」、地下鉄「白金台駅」から歩いて7、8分ほどにある、国立科学博物館付属の植物園。 山手線内の都心に残された自然を保護すべく、入園も人数制限される。…

詩経の「桃夭」を読む。結婚式や婚姻での祝い事に詠まれ続けて来た漢詩

今回は、最古の漢詩集、詩経より昔より結婚式や婚姻の祝いの場等で詠み継がれて来た「桃夭」を読んでみます。 桃夭(とうよう) 「桃夭」 桃之夭夭 灼灼其華 之子于帰 宜其室家 桃之夭夭 有蕡其実 之子于帰 宜其家室 桃之夭夭 其葉蓁蓁 之子于帰 宜其家人 詩…

100年前のステレオカメラ、スパイカメラ、銃型カメラなど古今東西の珍しいカメラが集結。日本カメラ博物館。CP+2019

パシフィコ横浜で開催されているCP+2019。その中で、日本カメラ博物館が個人的にとてもおもしろかったので、少し記載しておきます。 日本カメラ博物館 日本カメラ博物館は、日本カメラ財団が運営。 CP+のルーツとなる日本カメラショーに1960年の第1回から…

東博の顔真卿展に行く前に予備知識。人物としての顔真卿を知れば「祭姪文稿」の良さがわかる!

国立東京博物館で開催されている特別展「顔真卿」を見に行く前に、書についての予備知識を学んでメモしておこうという記事の2回目。 www.tabijiphoto.com 今回は、特別展の主役、顔真卿について。 来日している顔真卿の「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」を…