歴史探訪
今回は神田川と妙正寺川の合流点を探して川さんぽ 西早稲田駅〜高戸橋 出発点は、副都心線の西早稲田駅 明治通り馬場口交差点 西早稲田駅から明治通りを北上します。馬場口交差点あたりまでくると、神田川を目指して下り坂になる。 川の周辺は長い年月をかけ…
かつて「航空高専」と呼ばれえていた、南千住の都立高専。 現在は「産業技術高等専門学校」と名前を変えて同じ場所に建っています。 東京にも立派な飛行機の博物館があった この学校に併設されている「科学技術展示館」が、年に数回ですが、一般にも公開され…
11月といえば毎年恒例の風物詩「酉の市」! 11月の「酉の日」に開催される縁起物の熊手を売る露店が立ち並びます。 酉の日は、12日に1回巡ってやってきて、令和2年2020年は、 11月2日に「一の酉」、14日に「二の酉」、26日に「三の酉」がやってきます。 今年…
今回は、埼玉県の「幸手」へ。 幸手は、日本橋から六つ目の宿場町 幸手は、日光街道(奥州街道)の、お江戸日本橋から数えて六つ目の宿場町として栄えた町。現在は、北千住から東武スカイツリーラインの急行に乗って45分ほど。 ちなみに千住(北千住)は、日…
人間魚雷「回天」。 その存在を初めて知ったのは、小学校の時に見たテレビ番組だったと思う。 魚雷に乗り込み敵艦に体当たりするという無謀な戦法に、小学生の自分は凄まじい衝撃を感じた。 戦闘機で突っ込む神風特攻隊の方がまだマシだ。 そんな事を思った…
今日3月22日は「世界水の日」 地球的視点から、水の大切さと貴重さを世界中の人々が共に見つめ直す日にしようと国連が制定。 そこで今回は以前よく訪れていた静岡県清水町にある 名水百選「柿田川湧水群」について。 新型コロナが流行っているので「霊峰富士…
今日、2月24日は、江戸の三美人の一人「笠森お仙(かさもりおせん)」の忌日。 江戸の三美人(明和の三美人)の中でも、特に人気のあったお仙さん。 その笠森お仙にまつわる場所が、台東区谷中界隈に三ヶ所あります。 以前から、谷中散策をしていて、この三…
佐渡 北沢浮遊選鉱場跡 Kitazawa Flotation Plant 今回は「佐渡のラピュタ」こと「北沢浮遊選鉱場跡」へ撮影に行った時の備忘録です。 古くは、平安時代の説話集「今昔物語」にも出てくる佐渡の金。 佐渡最大の金山、相川金山だけでも掘られた坑道は最深部海…
比治山から見えた赤煉瓦の倉庫 比治山から見える広島陸軍被服支廠(2019年7月) もうずいぶん前のことだけど、広島を訪れて比治山に登った時、逆「L」字形に建ち並ぶ赤煉瓦の倉庫群が気になった。 後日、調べてみるとそれは「広島陸軍被服支廠跡」という大正…
令和元年 2019年11月の酉の日は、8日と20日。 酉の市と言えば、浅草千束の鷲神社。 そもそも、ここの酉の市が有名になったのは江戸時代も中期〜後期になってから。 もともとは現在の足立区花畑(はなはた)にある大鷲神社で、熊手を売っていたのがはじまりで…
11月6日は「馬琴忌」。 曲亭馬琴(滝沢馬琴)の忌日。 長編「南総里見八犬伝」などで知られている江戸時代の読本作者ですが、日本で初めて原稿料だけで生計をまかなえた著述家とも言われています。 今まで、趣味の散歩で、色々なところで馬琴の案内板を見つ…
「万葉集」編纂に大きく携わったことでも知られている奈良時代の歌人大伴家持(おおとものやかもち)。 今日、8月28日は「大伴家持」の忌日にあたる(延暦4年8月28日、西暦785年10月5日)。 今回は、大伴家持の忌日近く(夏〜秋)に咲き、家持が愛しよく詠ん…
広島平和記念資料館 Hiroshima Peace Memorial Museum 2013年から改修工事をしていた、広島平和記念資料館がリニューアルされた。 丹下健三の設計により1955年に開館し、老朽化による改修工事とともに展示内容を大きく見直し開館以来最大規模のリニューアル…
一本の鉛筆の歌碑 最近再開発された広島駅新幹線口の広島テレビの入るビルの1階 そこに、美空ひばりの「一本の鉛筆」のモニュメントがある。 「一本の鉛筆 作詞松山善三 作曲佐藤勝」 「あなたに聞いてもらいたい・・・」 で、始まる「一本の鉛筆」 美空ひ…
平成最後の夏、94歳になられた今もなお御元気な親戚の伯母さんより原爆投下直後の生々しい実体験を聞かせていただきました。 今まで、多くの人に語ることもなかった原爆体験をこのまま埋もれさせては人類の大きな損失と思い、ご本人了承のもと録音をさせてい…
今回は、東京上野の国立東京博物館で開催されている「特別展 三国志展」について。 開催期間は令和元年 2019年7月9日(火)〜9月16日(月・祝)まで 東京が終わった後は、九州でも開催されるそうです。 音声ガイドは2種類から選べる まず通常版の音声ガイド…
「演説」という概念 演説とは英語にて「スピイチ」といひ、大勢の人を会して説を述べ、席上にてわが思ふところを人に伝ふるの法なり。 と、福沢諭吉は著書「学問のすヽめ」(第十二編)の中で述べている。 一見、当たり前のような事を言っているようだが、明…
6月23日は沖縄「慰霊の日」 自分は戦後50年(1995年)を迎えた中学1年生の時、たまたま手にした「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」を読んで以来、10代〜20代初じめの頃は、沖縄戦には個人的に色々と調べ、実際に現地に足を運んで独り戦跡巡りをしていた。 …
6月6日は「飲み水の日」 ということで、水に関して1つ 江戸川の、とんがり帽子と丸い帽子の塔 東京都と千葉県の都県境にある江戸川を、常磐線や車で水戸街道(国道6号線)の新葛飾橋を渡る時、下流側にとんがり帽子と丸い帽子の塔が見える。 自分は小さい…
旧大野木場小学校 1991年(平成3年)6月3日。噴火活動が活発だった雲仙普賢岳から大火砕流が発生。40名を超える死者と行方不明者をだした。 その年の、9月15日にも再び大火砕流が発生する。 瞬く間に大野木場小学校は熱風にさらされ、校舎は全焼した。 幸い…
今回は、広島市の江波山の山頂に建つ「旧広島気象台」現江波山気象館について。 丘の上の気象台 それほど巡ったわけではないけど、全国の気象台巡りは自分のライフワークの1つ。 どの気象台もたいていは丘の上にあり、遠くから見て小さな城塞をも感じさせる…
今回は、文京区音羽の丘の上にある「鳩山会館」へ 小川三知のステンドグラスとバラを見に行った記録です。 鳩山会館 護国寺の正門より伸びる音羽通りにある入り口から、曲がりくねった坂を登りきると、音羽の丘の上に大正時代に建てられた洋館がある。 ここ…
今回は、竹橋の国立公文書館で令和元年5月12日まで開催されている、特別展「江戸時代の天皇」について。 平成31年4月6日(土)〜令和元年5月12日(日)まで、期間中無休でやっています。 近くに用があり、たまたま訪れた特別展でしたが思いの外楽しめたので…
国立東京博物館で開催されている特別展「顔真卿」を見に行く前に、書についての予備知識を学んでメモしておこうという記事の2回目。 www.tabijiphoto.com 今回は、特別展の主役、顔真卿について。 来日している顔真卿の「祭姪文稿(さいてつぶんこう)」を…
呉の地名の由来は九嶺(くれい)?榑(くれ)? 呉の地名の由来は九嶺? 戦後、広島駅前で原爆で母親と死に別れた孤児と出会い、その子を連れて呉に帰るすずさんと周作さん。 呉に着いて、周作さんが孤児を背負い語りかけるシーン。 見い 九つの嶺に守られと…
気づいている人は多いと思うけど、「この世界の片隅に」のタイトルついてほんの少し。 「この世界の片隅に」と、山代巴の「この世界の片隅で」 こうの史代先生の「この世界の片隅に」と、岩波新書の山代巴の「この世界の片隅で」 この世界の片隅で (岩波新書…
前回の、巡洋艦青葉終焉の地から音戸渡船まで歩いて行きます。 音戸の渡船も「この世界の片隅に」の終戦後、物々交換で島を渡るシーンで少しですが出てきます。 www.tabijiphoto.com 呉駅から音戸まで歩く 呉駅から青葉終焉の地まで歩いて来たので、このまま…
今回は、前回の「すずさんと晴美さんが歩いた道(まちあるきガイドブックすずさんが暮らした呉)」よりさらに足をのばし「巡洋艦青葉終焉之地記念碑」を訪ねます。 www.tabijiphoto.com 青葉終焉之地記念碑 「歴史の見える丘」からゆっくりと各所を訪ねなが…
【2020年4月更新】 トキワ荘 トキワ荘のあった場所は、東京都豊島区南長崎3丁目(当時の住所は椎名町)。 トキワ荘は1952年に建てられた木造アパートで、1953年から手塚治虫が住みはじめたのを筆頭に、多くの著名な漫画家が居住していた。 トキワ荘は、昭和…
「この世界の片隅にを歩く」も、今回で10回めとなりました(長々とすみません;)。 www.tabijiphoto.com 今回も、呉観光協会発行の 「まちあるきガイドブック すずさんが暮らした呉」より 今回は「コース2 すずさんと晴美さんが歩いた道」を歩きます。 呉駅…